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FortiGate 急にSSL-VPN接続ができなくなった場合の対処2

本サービスにおいて、FortiGate へ同時にSSL-VPN接続できる最大のセッション数は16です。ごく稀に、セッションを管理する情報に不整合が生じることでこの上限を超えた状態となり、急にSSL-VPN接続ができなくなるケースがあります。このとき、エラーメッセージとして「SSL VPNトンネルIPアドレスを受け取れません。(-30)」が表示されます。

 

下記FAQのセッションの開放で改善されなかった場合、またはSSLVPNが-30でエラーが出ているがFortiGate Web UI上ではセッション情報が何も表示されていない場合、SSLVPNをつなぐ際に各クライアントに払い出すIPアドレスの帯域を追加することで改善する可能性があります。

FortiGate 急にSSL-VPN接続ができなくなった場合の対処

1) FortiGateにログインします。

(参考)
FortiGate Web UI にアクセスする操作
https://cloud.freebit.com/support/faq/vdc/1593/

2) メニューで[Policy & Objects]>[Addresses]の順に遷移します。

追加するIPアドレスの Address Object を作成します。

 

3) メニューで[VPN]>[SSL-VPN Portals]の順に遷移します。

作成した Address Object を SSL-VPN Portal に適用します。利用している SSL-VPN Portal は、SSL-VPN Settings > Authentication/Portal Mapping の設定を確認してください。

今回の例では、Address Objectをfull-accessに適応します。

 

full-accessを選択しEditを押下

Tunnel Mode > Source IP Poolsの+ボタンを押下

新規で追加したAddress Objectを追加

OKを押下

4)SSL-VPN接続が正常にできる状態であることを確認します。

 

 

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