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攻撃遮断くんをIDSモードで動作させる設定手順
Linuxの場合には、以下の設定を行うことで、攻撃遮断くんをIDSモードで動作させることができます。
1) viで下記コンフィグファイルを開きます。
vi /var/ossec/etc/ossec.conf
2) IDSモードを有効にする設定を、</ossec_config>のすぐ上に書きます。
<active-response>
<disabled>yes</disabled>
</active-response>
(編集後)
——————————
~
<localfile>
<log_format>full_command</log_format>
<command>last -n 5</command>
</localfile>
<active-response>
<disabled>yes</disabled>
</active-response>
</ossec_config>
——————————
3)コンフィグファイルを上書き保存します。
4)エージェントを再起動します。
/var/ossec/bin/ossec-control restart
5)再起動完了後、遮断処理がされていないことをログで確認します。
tail -f /var/ossec/logs/active-responses.log
※5分程度確認し、新しいログが出力されなければ、遮断されていません。
上記手順でIDSモードに変更後、再び攻撃遮断くんをIPSモードへ切り替える場合には、追記した設定を削除するか、以下の内容に書き換えてください。
<active-response>
<disabled>no</disabled>
</active-response>
なお、IDSモードにした場合でも、攻撃検知の場合には「攻撃遮断くん防御証明メール」にて通知され、、本文中には「攻撃遮断くんが攻撃を検知し、遮断しました。」と記載されたメールが届きます。