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仮想マシンクローン後にネットワークサービスが起動しない（CentOS6)
ゲスト OS(CentOS6) のネットワーク構成でクローン元仮想マシンの MAC アドレスが参照されたままになっており、仮想マシン設定と Linux オペレーティング システム間で MAC アドレスが一致しなくなっていることにより発生する事象です。
ゲスト OS (CentOS6)は、MACアドレスを udev のスクリプトに保存してますが、クローンした場合に、自動的に更新されません。
次の手順を実行していただき、ゲスト OS(CentOS6)に現在のMACアドレスを反映させてください。
1) Linux 仮想マシンをパワーオンします。
2) コンソールを開き、root としてログインします。
3) ディレクトリを /etc/udev/rules.d/ に変更します。
4) エディタを使用して、70-persistent-net.rules を編集します。
・NAME=”eth0″となっている行を削除します。
・新しく検出したMACアドレスはeth0 とダブらない eth1 となっていますので、NAME=”eth1″となっている行を見つけ、NAME=”eth0″とします。このときに、MACアドレスを確認してください。
5) ディレクトリを etc/sysconfig/network-scripts に変更します。
6) エディタを使用して、ifcfg-eth0 を編集し、上記で確認した各仮想マシンのMAC アドレスに合わせてMAC アドレスを更新してください。
HWADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX
7) 次のコマンドを実行してイーサネット カードをアクティブ化します。
ifup eth0
