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VMWare-Toolsインストール済みの仮想マシンでVMWare-Toolsステータスが停止中となる
【状況】
VMWare-Toolsインストール済みの仮想マシンにもかかわらず、Desktop Data CenterではVMWare-Toolsステータスが停止中と表示されます。
【対処】
vmware-toolsのステータス確認コマンドを管理者権限にて実行し、ステータスが「stop/waiting」となっていた場合、vmware-toolsの実行コマンドを実行し、Desktop Data Centerにて、VMWare-Toolsのステータスが「正常動作中」となることをご確認ください。
■vmware-toolsのステータス確認コマンド
#status vmware-tools
■vmware-toolsの実行コマンド
#start vmware-tools
vmware-toolsのスタートに失敗(Job failed to startエラー)する場合の対処
VMware Tools は、Linux オペレーションシステムのカーネルライブラリに依存している為、カーネルのアップデートもしくは、異なるカーネルで起動した場合に、起動に失敗する問題が引き起こされることがあります。
問題を解決するため、ゲストOSに root ユーザとしてログインし、下記コマンドを実行して、VMware Tools の再構成を行ってください。
/usr/bin/vmware-config-tools.pl
操作の途中で、下記確認メッセージが表示されます。”Yes”を選択いたしますと、仮想マシン起動時に、カーネルアップデートもしくは欠損が見つかった場合、自動的にVMwarekernel modules を探してインストールされるように構成されます。
VMware automatic kernel modules enables automatic building and
installation of VMware kernel modules at boot that are not already
present. This feature can be enabled/disabled by re-running vmware-config-tools.pl.
Would you like to enable VMware automatic kernel modules?
上記コマンドで再構成が完了しましたら、VMwareToolsの起動できるようになったかをご確認ください。
※上記コマンドの実行に失敗する場合には、表示された内容と合わせてサポートセンターにご連絡ください。