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株式会社インターグロー様

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すべてのサーバーをフリービットクラウドへ 強力な支援体制で、安定したシステム運用を

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フリービットクラウド VDC PRO

インターグローでは、これまで物理サーバーを使用していたが、障害時のサポート工数や管理の手間を削減、およびパフォーマンスの向上をめざし、フリービットクラウドへの移行を決めた。
古くから使い続けていた物理サーバーから最新スペックの設備で運用するクラウドサーバーに乗せ換えたことにより、必要なパフォーマンスを確保しつつ、システムの開発工数や管理・運用工数を大幅に削減することに成功。
また、専任の担当営業による手厚いサポートにより、これまでより安心してシステムを運用できるようになったという。フリービットクラウドについて、インターグローのモバイルチームに話を伺った。

担当者の負担を軽減するための秘策同時に、パフォーマンス問題も解決

インターグローの事業概要、およびモバイルチームのミッションについて

インターグローでは、家庭用ゲーム機向けのゲーム開発、およびパソコンやスマートフォン向けの各種コンテンツ配信を行っています。
今回、フリービットクラウドを導入したモバイルチームは、Webコンテンツの作成から配信、サイト運営に加え、システム開発やインフラの構築/運用/管理まで行っています。
しかし、モバイルチーム自体は大きな部署ではなく、構成メンバーも数名程度。その人数で、130台以上のサーバーを管理・運用することもありました。その工数が膨大だったことは想像に難くありません。
こうした状況から、サーバーの管理・運用業務を軽減する方法を模索していました。そのひとつの解決策として着目したのが、クラウドです。

物理サーバーの課題とその解決策について

インターグローでは、これまでデータセンターにホスティングした物理サーバーのみでシステムを構築してきました。そのため、障害発生時には担当者がデータセンターに行き、そこで作業を行っていたといいます。これが、担当者にとっては大きな負担となっていたのです。
問題は、障害時の対応だけではありません。コンテンツ配信業務では、当然のことながら時間の経過と共にコンテンツが増え、それに伴ってユーザーのアクセスも増えていきます。
本来であれば、その状況にあわせてサーバーのパフォーマンスを強化していきたいところなのですが、物理サーバーだと頻繁に買い替えることもできません。このような状況下でシステムのパフォーマンスが低下するのは、むしろ必然のことといえるでしょう。
その結果、コンテンツを利用しているエンドユーザーのストレスが高まり、顧客満足度は低下します。サービス提供業者として、この状況をそのままにはしておけません。それでモバイルチームは、ユーザーの負担を少しでも軽減するため、さまざまな施策を試してみました。
たとえば、一定時間ごとに静的なページを書き出し、そのページにユーザーを誘導すれば、表示速度のストレスは軽減します。この施策は一定の効果があり、確かにユーザーのパフォーマンスは改善されました。しかし、リアルタイムに情報を提供できないという新たな課題も生まれてしまいました。
そこで同社は、コンピュータリソースを必要なときに必要なだけ借りることができるクラウドに着目しました。クラウドであれば、導入後も常に最新スペックのリソースが使用できるため、パフォーマンスの課題が解決できます。また、ハードウェアの運用・管理をアウトソースすることができるため、業務負荷も軽減可能です。
このように、クラウドを利用することで、インターグローが抱えるサーバーの課題を一挙に解決することができるのです。クラウドへの移行を検討するため、インターグローではさまざまなクラウドの実績やスペックシートを比較し、提供サービスを絞り込んでいきました。
しかし、サーバーは同社にとって重要なインフラであるため、スペックシートだけで決めるのは十分ではないと判断。そこで、モバイルチームのメンバーがセミナーやイベントなどに積極的に参加し、クラウドを提供しているサービスプロバイダから直接話を聞いて、情報を収集しました。
このとき、フリービットの担当者にさまざまな疑問をぶつけました。モバイルチームのメンバーは、その説明を聞き、クラウドに対する疑問や懸念が払拭できたとのこと。調べていくうちに、フリービットクラウドは、他のクラウドと比べてコストパフォーマンスが高く、導入しやすいクラウドだということもわかりました。
さらに機能、コストなどを総合的に判断した結果、フリービットクラウドの選定を決めました。

モバイルコンテンツ「釣りっぱ」 プレイ画面

モバイルコンテンツ「釣りっぱ」 プレイ画面

釣りっぱ

100台超の物理サーバーを2年かけてリプレース
スペックシートや価格だけではわからない手厚い支援体制

検証や移行を実施した当時の様子を聞きました。

フリービットクラウドへの移行を決めたインターグローは、まずメールサーバーなどの情報系のサーバーから移行することにしました。このとき、ほとんどのサーバーはスムーズに移行できましたが、なかには移行が困難なサーバーもあったとのこと。
特に問題になったのは、もっとも古くから使われているアプリケーションサーバーでした。
このサーバーは、構築した2000年当時のOSとソフトウェアを使用しているため、今の環境にそのまま移行することができませんでした。そこで、ミドルウェアやソフトウェアをすべて作成し直した後、移行することにしました。
こういった問題をひとつずつ解決しながら進めていった結果、すべてのサーバーの移行が完了するまでに2年かかりました。それなりに時間はかかりましたが、フリービットの手厚い支援体制にも助けられ、すべてのサーバーをクラウドに移行することができたといいます。
実はフリービットは、企業ごとに専任の担当者を配置しています。そのため、企業独自の課題についても、きめ細かな対応が可能です。このように、スペックシートには表示されない「サポート力」もフリービットクラウドの魅力となっているのです。

動的にWebページを作成し、リアルタイムな情報をユーザーに提供

フリービットクラウドの印象

インターグローでは、フリービットクラウドを採用した結果、当初の課題だったパフォーマンスの問題をクリアできたといいます。
パフォーマンスに余裕があるため、ユーザーからのアクセスに応じて情報を動的に提示できるようになり、よりリアルタイムな情報を提供できるようになりました。そのほかにも、さまざまな利便性が向上した結果、ユーザーからの支持も拡大しているとのことです。
また、いたるところにレスポンスを少しでも早くするための工夫を盛り込んだため、開発工数は長くかかっていましたが、クラウドに移行してからは、その工数も削減できたといいます。ユーザーに対していち早くサービスを提供できるようになり、顧客満足度の向上にも寄与しています。
また、サーバーのパフォーマンスに余裕ができたため、サーバーを集約し、台数を40台まで削減することができました。サーバーのハードウェアの保守はすべてフリービットが行うため、管理・運用工数についても、大幅に削減できています。
モバイルチームのメンバーは「本来の業務に集中できるようになった」とのこと。「クラウドの導入によって、業務効率・生産性の向上にも寄与している」というのです。

オンラインゲーム 「ストラガーデンNEO」プレイ画面

オンラインゲーム 「ストラガーデンNEO」プレイ画面

フリービットへの期待や今後の展望

インターグローは、フリービットクラウドに大きな不満はないといいます。その理由はいくつかありますが、課題を担当営業と相談することで解決してきた経験も、そのひとつでしょう。
現在フリービットクラウドでサービスイン予定の仮想マシンへの複数ディスク追加も、実はインターグローがユーザーから受けた要望に向け、フリービットが解決策として提案したことがきっかけなのです。
このようにすぐに実現できないような要望でも、きちんと対応し、新しいサービスとして提供することができるのが、フリービットの強みとも言えます。フリービットの手厚いサポートのもと、インターグローとの信頼関係は、日ごとに強化されていくことでしょう。

株式会社インターグロー様

所在地:東京都中央区銀座1丁目19-13
丸美屋ビル 6F

事業内容:ゲーム事業
モバイルコンテンツ事業
オンラインコンテンツ事業

URL:http://www.intergrow.co.jp/

intergrow